北海鋼機株式会社【北海道内唯一の鉄鋼二次製品製造メーカー】

使用上のご注意

運搬について

製品の運搬や倉庫及び施工現場での搬入・搬出の際は、ワイヤーを直接掛けないでください。



保管について

屋内で梱包したままの状態で保管してください。もし、やむを得ず野積みをする場合は、直接地面に置くことのないようにし、防水シート掛けをして長時間にならないようにしてください。 もし、水漏れした場合は、速やかに成形し、乾燥させてください。成形品は積み重ねたままで水漏れさせることも禁物です。



成形・加工について

めっき・塗装鋼板共に軟らかい表面処理ではり、ロール成形・プレス等を行う場合は事前にロール・金型の清掃や調整等の手入れを十分に行ってください。 また、気温が5℃以下での加工はできるだけ避けてください。塗膜が硬くなり「ひび割れ」が発生しやすく「はがれ」の原因となり腐食を促進します。



施工について

  1. 勾配屋根では、結束した成形品が滑り出す危険があります。屋根下の状況を十分考慮して、鋼板及び木材で滑り止め処置をお願いします。
  2. 施工時に生じた切り屑・切り粉・鉄粉・釘などは放置すると劣化促進の要因になるため、その日のうちに十分に取り除くことが必要です。
  3. 施工時、鋼板表面に疵をつけないよう十分に注意してください。疵がついた場合や疵を発見した場合は専用補修塗料で補修してください。
  4. 常時、水の滞留する部位への使用は避けてください。著しく耐食性が損なわれることがあります。
  5. 結露防止・防水などを配慮した適切な下処理をしてください。湿気による製品裏側からの腐食を防止してください。
  6. 留め付けにフックボルトや釘を使用する場合には、耐久性を考慮した材質のボルト・釘を使用してください。



雨のかからない部位について

軒下や出窓下などの雨が直接あたらない部位は、大気中の酸性分や塩分などの腐食促進成分が堆積しやすいため、定期的に水洗いしてください。



材料標準保証規格について

一般社団法人 日本鉄鋼連盟が定める「屋根用亜鉛めっき鋼板の標準保証規格」に基づき、製品の保証をしています。

保証対応品種 穴あき保証 赤さび保証
JIS G 3312
塗装溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
10年
JIS G 3322
塗装溶融55%アルミニウム-亜鉛合金めっき鋼板
10年
10年
JIS G 3321
溶融55%アルミニウム-亜鉛合金めっき鋼板
10年






1.塗膜の劣化過程

光沢低下
屋根で使用すると、風雨・埃・塵等により塗膜表面に摩擦が起き塗膜光沢が低下します。
色調変化
光沢低下後、太陽光線・雨露・気温変化により塗料中の顔料が変退していきます。
チョーキング(白亜化)
塗膜の表層面の樹脂が劣化し、塗料中の顔料粒子が表面に粉状に現れます。
ふくれ
チョーキングが進行すると、亜鉛が大気中の環境因子(海塩粒子・亜硫酸ガス等)と反応し、塗膜を持ち上げふくれとなります。
白錆
塗膜が劣化し水分と亜鉛が反応して発生します。
赤錆
亜鉛が減少し犠牲防食(亜鉛の溶出で鋼板保護)効果が失われると発生します。




2.点検、塗り替え時期

定期的な点検と適正な時期にメンテナンスを行うことで、美観と耐久性を持続させることができます。

初期点検 塗り替え時期
山間・田園
5~6年
≧8年
都市部
4~5年
≧6年
海岸・工業
2~3年
≧4年

※年数はあくまで目安であり、保証するものではありません。
※最適な塗り替え時期は、塗膜面がチョーキングの末期で、ふくれが見うけられる状態で白錆発生前が理想です。



3.再塗装について

色調変化・チョーキングの段階では、塗膜表面の汚れを除去して水洗いし乾燥させた後、再塗装を行います。ふくれ・白錆の段階では、腐食箇所をスクレーパーやワイヤーブラシ等で、念入りに除去してください。尚、再塗装用の塗料の選定は、既存の塗膜との密着性や、再塗装後の耐久性・耐汚染性・塗料乾燥性を考慮しなければなりません。弊社もしくは塗料メーカー・塗装業者等にご相談ください。